バーベキューで一番難しいのは、火加減の調節ですよね。バーベキュー雑誌などでは「この場合は200℃で焼くべし」なんて、食材の調理温度を書いている場合もあります。でも、温度計のないバーベキューグリルの場合、200℃と言われてもどの位の火加減なのか見当もつきませんよね。

そこで、温度計が無くとも火加減が分かる”ミシシッピ・テスト”という方法をご紹介いたしましょう。

ミシシッピテストとは、アメリカで考えられた方法で、温度計の無い場合でも温度を推測できる技術です。方法はいたって原始的で、火の上に手をかざして、何秒間耐えられるか?によって火の温度を推測するというやり方です。

まずは焼き網の上20cm程度の所に手をかざし、「ワンミシシッピ、トゥミシシッピ、スリーミシシッピ・・・」と、ミシシッピと言う言葉を使ってカウントします。トゥミシシッピかスリーミシシッピあたりで限界なら、かなりの高温(230℃以上)で、直火で肉を焼くとすぐに焦げてしまう火の強さです。

4~5ミシシッピまで数えられるなら中温域(170~200℃)、10以上数えられれば低温域(140℃以下)だと推測されます。

このような数え方だと個人差が出てきそうにも思いますが、熱に対する人間の皮膚の耐性は、さほど個人差はありません。むしろ気を付けたいのは、測定する手の位置「網の上20センチ」というのを厳密に守る事です。言うまでもありませんが、網から離すほど耐えられる秒数は長くなりますから。

逆にいうと、温度計のついているグリルの場合でも少し注意が必要です。温度計の付いている位置によっては、網の上の温度よりも高かったり低かったりすることは、けして珍しいことではありません。ゲーム感覚で、勘が養われるミシシッピテストをぜひ併用してみてください。

前述のスリーゾーンファイアでまずは高温・中温・低温の3つの領域を作り、ミシシッピテストで強火と中火の温度を調節する。これがバーベキューの火加減を最適に近づける為の秘訣です。

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